親子で酪農牧場を見学しよう!を開催しました!
2017年08月09日
四国への台風上陸を控えた8月6日(日曜日)
高松市香南町の赤松牧場にて、自由研究にももってこい!
夏休み特別企画! 親子で酪農牧場を見学しよう!
が開催されました!
最高気温は36℃ながら、台風の影響か牛舎を吹き抜ける風は心地よかったですよーー


牛舎に入る前に、まずは消毒をします。

ご案内頂いたのは、赤松牧場の赤松龍さん。
見学にあたっての注意事項を2つ↓↓↓
1.牛は怖がりなので、大きな声や物音で急に走り出し、
ぶつかってけがをすることもあるのでそっと見ること。
2.見学場所の、機械や作業道具、門や柵などにぶつかって
けがをしないよう注意すること。

ちなみに赤松牧場さんでは、よく見る白黒模様のある
ホルスタイン種の子牛から成牛まで約230頭の牛を飼育しています。
うち120頭が酪農用だそうです。
よそで育った牛を飼育するのではなく、赤ちゃんの時から手塩にかけて育て上げる
自家育成にこだわってらっしゃるとのこと。
で、赤ちゃんも見ることができましたよーー。
一度も赤ちゃんを産んだことない牛はメインの牛舎に比べると
ややこじんまりとした別の牛舎で飼育されています。
赤ちゃん牛は抱きしめたくなるかわいさだったのですが、
出生時の体重は約30kgと、
人間の赤ちゃんの約10倍
2か月後には60㎏、3カ月で100㎏、1年で300㎏になり、
大人になったら650~700kgにもなるそうです。

1日の牛乳出荷量は3トン。
午前5時~午前10時くらいまでと、
午後3時から午後5時くらいまで朝晩2回搾乳します。
良質な牛乳のためえさはとても重要。
赤ちゃんの頃は母乳を飲みますが、2カ月くらいから牧草を食べ
赤松牧場では1回30㎏の草を朝夕2回で、乳牛全体で1回3トンもの牧草を
消費しています。
牧草は牛の強い骨、強い胃袋を作るのに必要不可欠
バランスよく栄養が摂取できるようイネ科やマメ科の牧草4種類を混ぜています。
主な2種類↓↓↓
アルファルファ マメ科の草。タンパク質やカルシウムが豊富に含まれている。
チモシー イネ科の草。繊維質は豊富に含まれている。うさぎのえさとしてよく使用される。
牧草は主に、アメリカとオーストラリアから輸入しています。

牧草をカットし、ミックスし、エサやりをするフィーダー。

ちなみに、牛の胃は第1~4までの4つあり、第1胃~3胃については
一度食べた草を反芻するための機能となっているそうです。
焼肉屋さんに行くと、ミノ、ギアラ、センマイ、ハチノスなど
どうして名称が分かれているのかあまり考えもしなかったのですが、
4つ胃袋があると聞いて、納得です★
妊娠して赤ちゃんを産んだことのある牛の牛舎に移動して
お話を聞きます。子どもも大人も熱心にメモを取り、質問もたーくさん。
赤松さんがすべての質問に丁寧に答えてくれます。
牛舎の中には、多数の牛さんのベッドが。ベッドでくつろいでいる牛も
子どもたちは、お話を聞いたり、メモを取ったり、牛さんと戯れたり


牛舎の至るところに大型の扇風機が備え付けられていますが、
牛さんは暑さに弱く寒さに強いらしいです。

牛の耳についている黄色いタグに、各自に10桁の固有の番号が付いていて、番号を使って検索すると、どこで生まれてどこで育ったか
などがわかるそう。狂牛病の発生後、義務付けられたとか。

牛糞を堆肥にするための加工場。牛糞堆肥は水分を調節した後、
盛り上げ、混ぜて空気を入れ、おがくずと混ぜ、発酵させることで
作ります。発酵中は70℃まで温度が上がり、病原菌も減ります。
雨の日が続くと、この加工場が牛糞だらけになり、もーどうしよう、という状態になるとか。

見学の後は、お待ちかね、牧場のすぐ近くにあるジェラート屋さん「ロイヤルファームアカマツ」に移動し、ジェラートを♪
牧場直営のジェラートは、濃厚で、あれもこれもいろんな味を試したくなる、リピートしたくなるおいしさ
大人も子どもも思わずおいしくって笑顔に

ジェラートの後は『瀬戸内酪農家限定牛乳』を。
濃厚で甘みがあるのに、すっきりとした飲み口でとってもおいしいのですが、
宅配のみでしかも岡山、近畿、九州などでしか手に入らないんですって。
今回は特別に飲ませて頂きました★
最後に質問タイムが設けられ解散となりました。

参加された方々の感想です↓↓↓
お父さんお母さんの感想
子どもの自由研究にもってこいだと思って参加しましたが、私自身おもしろくなっていろいろ質問してしまいました。
初めての牛舎見学ですが、こんなに丁寧に説明して頂き、牛舎だけでなく、えさの保管庫や堆肥を作る場所も見ることができよかったです。
牛舎ってもっと汚れていて、においもきついものだと思っていたのですが、とても清潔で驚きました。
子どもたちの感想
メモをいっぱいとったので、家に帰ってすぐまとめたい。
牛がとても大きかったけど、かわいかった。
質問するとなんでも答えてくれておもしろかった。
牛も見れてジェラートも食べられてよかった。
などなど。
夏の牛舎での見学体験と聞いて、臭いや環境など覚悟していたのですが、
参加された方の感想にもあるように、よく清掃されており、清潔で匂いも
それほどではなく、思ったより涼しく(牛さんが暑がりですので)、意外な発見でした。
牛舎を清潔に保つのは牛さんたちの健康のためにも、ミルクのためにもとても大切なことだそうですよ。
昨年度の酪農牧場見学はこちらからどうぞ。
現在、予約受付中の体験や過去の体験記録はこちらからどうぞ。
夏休み特別企画! 親子で酪農牧場を見学しよう!
日時:平成29年8月6日(日) 10時00分~12時00分
場所:赤松牧場(高松市香南町由佐2240)
主催:さぬきファームプロジェクト協議会
高松市香南町の赤松牧場にて、自由研究にももってこい!
夏休み特別企画! 親子で酪農牧場を見学しよう!
が開催されました!
最高気温は36℃ながら、台風の影響か牛舎を吹き抜ける風は心地よかったですよーー

牛舎に入る前に、まずは消毒をします。

ご案内頂いたのは、赤松牧場の赤松龍さん。
見学にあたっての注意事項を2つ↓↓↓
1.牛は怖がりなので、大きな声や物音で急に走り出し、
ぶつかってけがをすることもあるのでそっと見ること。
2.見学場所の、機械や作業道具、門や柵などにぶつかって
けがをしないよう注意すること。
ちなみに赤松牧場さんでは、よく見る白黒模様のある
ホルスタイン種の子牛から成牛まで約230頭の牛を飼育しています。
うち120頭が酪農用だそうです。
よそで育った牛を飼育するのではなく、赤ちゃんの時から手塩にかけて育て上げる
自家育成にこだわってらっしゃるとのこと。
で、赤ちゃんも見ることができましたよーー。
一度も赤ちゃんを産んだことない牛はメインの牛舎に比べると
ややこじんまりとした別の牛舎で飼育されています。
赤ちゃん牛は抱きしめたくなるかわいさだったのですが、
出生時の体重は約30kgと、
人間の赤ちゃんの約10倍

2か月後には60㎏、3カ月で100㎏、1年で300㎏になり、
大人になったら650~700kgにもなるそうです。

1日の牛乳出荷量は3トン。
午前5時~午前10時くらいまでと、
午後3時から午後5時くらいまで朝晩2回搾乳します。
良質な牛乳のためえさはとても重要。
赤ちゃんの頃は母乳を飲みますが、2カ月くらいから牧草を食べ
赤松牧場では1回30㎏の草を朝夕2回で、乳牛全体で1回3トンもの牧草を
消費しています。
牧草は牛の強い骨、強い胃袋を作るのに必要不可欠

バランスよく栄養が摂取できるようイネ科やマメ科の牧草4種類を混ぜています。
主な2種類↓↓↓
アルファルファ マメ科の草。タンパク質やカルシウムが豊富に含まれている。
チモシー イネ科の草。繊維質は豊富に含まれている。うさぎのえさとしてよく使用される。
牧草は主に、アメリカとオーストラリアから輸入しています。

牧草をカットし、ミックスし、エサやりをするフィーダー。

ちなみに、牛の胃は第1~4までの4つあり、第1胃~3胃については
一度食べた草を反芻するための機能となっているそうです。
焼肉屋さんに行くと、ミノ、ギアラ、センマイ、ハチノスなど
どうして名称が分かれているのかあまり考えもしなかったのですが、
4つ胃袋があると聞いて、納得です★
妊娠して赤ちゃんを産んだことのある牛の牛舎に移動して
お話を聞きます。子どもも大人も熱心にメモを取り、質問もたーくさん。
赤松さんがすべての質問に丁寧に答えてくれます。
牛舎の中には、多数の牛さんのベッドが。ベッドでくつろいでいる牛も

子どもたちは、お話を聞いたり、メモを取ったり、牛さんと戯れたり



牛舎の至るところに大型の扇風機が備え付けられていますが、
牛さんは暑さに弱く寒さに強いらしいです。

牛の耳についている黄色いタグに、各自に10桁の固有の番号が付いていて、番号を使って検索すると、どこで生まれてどこで育ったか
などがわかるそう。狂牛病の発生後、義務付けられたとか。

牛糞を堆肥にするための加工場。牛糞堆肥は水分を調節した後、
盛り上げ、混ぜて空気を入れ、おがくずと混ぜ、発酵させることで
作ります。発酵中は70℃まで温度が上がり、病原菌も減ります。
雨の日が続くと、この加工場が牛糞だらけになり、もーどうしよう、という状態になるとか。

見学の後は、お待ちかね、牧場のすぐ近くにあるジェラート屋さん「ロイヤルファームアカマツ」に移動し、ジェラートを♪
牧場直営のジェラートは、濃厚で、あれもこれもいろんな味を試したくなる、リピートしたくなるおいしさ
大人も子どもも思わずおいしくって笑顔に


ジェラートの後は『瀬戸内酪農家限定牛乳』を。
濃厚で甘みがあるのに、すっきりとした飲み口でとってもおいしいのですが、
宅配のみでしかも岡山、近畿、九州などでしか手に入らないんですって。
今回は特別に飲ませて頂きました★
最後に質問タイムが設けられ解散となりました。

参加された方々の感想です↓↓↓
お父さんお母さんの感想



子どもたちの感想




などなど。
夏の牛舎での見学体験と聞いて、臭いや環境など覚悟していたのですが、
参加された方の感想にもあるように、よく清掃されており、清潔で匂いも
それほどではなく、思ったより涼しく(牛さんが暑がりですので)、意外な発見でした。
牛舎を清潔に保つのは牛さんたちの健康のためにも、ミルクのためにもとても大切なことだそうですよ。
昨年度の酪農牧場見学はこちらからどうぞ。
現在、予約受付中の体験や過去の体験記録はこちらからどうぞ。
夏休み特別企画! 親子で酪農牧場を見学しよう!
日時:平成29年8月6日(日) 10時00分~12時00分
場所:赤松牧場(高松市香南町由佐2240)
主催:さぬきファームプロジェクト協議会
Posted by さぬき農園ぐらし at 09:08│Comments(0)
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